海山 さやか Official blog

福岡市にある自己実現サロン"spica"サロンオーナー海山さやかのOfficial blogです。

家族という病

著者は下重 暁子さん。

 

もやもやしている時に書店で

たまたま見つけて手にとりました。

 

大なり小なり家族に関して

問題や課題を抱えている方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

そもそも家族ってなんだろう?

 

全然育った環境が違う者同士が

一緒にいることから始まる

 

親子であっても自分とは違う

他者である

 

全然違う存在の集合体であるという

認識を持つこと

近い存在だけに難しいけど大切

 

家族関係の中で培われた

関係性のつくり方は

社会での人間関係構築にもろに

露呈する<わたしの体験として>

 

幼少期から家族関係、大人の世界に

疑問を持ちながら

たくさんの感情の摩擦を持って

いました。

10代に発症した摂食障害から始まり

大人になりさまざまな不具合が

襲ってきました

 

潜在意識、セラピーの世界に出逢い

少しずつ自分を取り戻していきました

 

人はみな老いていき肉体に於いては最期

の時を迎えるわけですが

 

年を重ねていく母を見ていて

 

わたしの最終的な最大の学び&癒しは

 

自分の未熟さを知ること

親ではなく人間としての母

を知ること

かと思っています

 

知るだけでいいんです。

 

スピリチュアルや心理の世界で

他者を受け入れなきゃならない

風潮が強い傾向もありますが

 

嫌なもんは嫌ですわーひとってw

 

それを知っている事実だけで十分!

知っていれば対処ができます

 

違いを知り何か起きたら

その時その時対処する

 

そんな「自分なりの切り替え」が

できるようになりました

 

「家族という病」を読んで

一般的に思い描く家族でいなきゃいけない

という思い込みが苦しみの原因

家族が分かり合えるのは幻想だ

家族とは創り上げられていくものだ

家族を通して自分を知ること

 

などなど

 

ドキっとする切り口で言葉が刺さって

くる内容でもありますが

わたしは読んだことでなぜか安心しました

 

すべてきれいに整えようとしなくてよい

いまある形を大切に無理に歪みを矯正

しようとする必要はない

わたしも家族もペースは違っていても

成長している前提で「自分がいる」こと

 

やっぱり自分の捉え方次第だなぁと

確認できたのかもしれません。

 

オススメの一冊です。

 

家族という病 (幻冬舎新書)

家族という病 (幻冬舎新書)

 

 

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